椅子張り事例

DUX製ブルーノマットソン ハイバックチェア

雨に紫陽花の花が鮮やかに映える季節となりました。

今回ご紹介する張り替えは、

DUX製ブルーノマットソン ハイバックチェアです。

Bruno Mathsson(ブルーノマットソン)はスウェーデンを代表するデザイナーの一人で、

機能性とモダンな美しさを兼ね備えたデザインに定評があります。

曲木の曲線がとても美しい見た目と1度座ったら立ち上がるのが嫌になる

身体をすっぽりと包み込む安楽性を兼ね備えたチェア。

今回は、本体部分のクッション材をつくり、

外側の張り替えを行います。

まずは、クッション材をを取り外していきます。

この時、何がどうなっているかを探りながら外していきます。

そうしないと、後でチンプンカンプンになってしまうのです。

新しいクッション材には、お客様に実際に座っていただきました。

特にヘッドレストは、お好みをリサーチした上で、

取り掛かりました。

裁断の時からそうなのですが、

今回の生地は、大きめの格子のウィンドウペン柄。

左右、上下、柄の取入れ方など、いろいろと確認することが多い柄です。

革ボタンをつくり、絞りを入れると、

新しく生まれ変わりました。

座面高も低めで疲れた身体をいやすのにとても心地よい座りです。

ついついうたた寝してしまう機会が増えてしまいそうです。

お客様にお渡しした際も、

「気持ちいい!!」と、とても喜んでおられたのが印象的でした。

 

ご依頼ありがとうございました。