お知らせ ほぼ日記

渡部さんとトークイベント&食探検 その2

今回の「デザインと美食の饗宴」では、全体で4回ものトークセッションが予定されており、時間と予定が合うのが前回ご紹介した織田さんと今回登壇される PP Mobier Japan 代表の小林久子氏の回でした。直接お話をお伺いすることのできる貴重な機会となりました!

題し2

PP Mobier のホームページはこちら https://pp.dk/

北欧デンマークが誇る家具工房「PP Mobier 」社。巨匠ハンス J ウェグナーと共に数々の名作を生みだし、今なおその伝統技術と哲学を受け継ぎ続ける、クラフトマンシップの最高峰の工房です。

PPチェア

その日本法人の代表が小林氏です。1999年から北欧家具の輸入代理店であるScandinavian Livingのマーケティングマネージャーとして、複数のインテリアブランドを日本市場に導入、流通チャンネルの開拓を行うなど、25年以上北欧家具に携わってこられました。

ザ・チェア

2025年3月から同社日本法人の代表として、新たな道に進まれている氏。なんと渡部さんは古くからお知り合いで、気さくに声をかけて談笑しているほど。これにはびっくりしました。何と幅の広い人脈!

小林氏

渡部さんをお誘い

今回のトークイベントは『ワークショップとクラフトマン達』と題し、日本と蜜な関係を築いてきたPP Mobier の神髄のようなお話でした!

扱う樹齢は150から200年の材。その材を慈しむ心が「美しさ」を生み出すと。これは代替わりをしようと受け継がれている哲学の一つ。事務方含め職人の総勢は約40人。定年制がなく給与は一律一緒(これには驚きました!)、木工が好きで情熱を絶やさない人がいる精鋭部隊の職場。提示されるデザインや課題に、どうしたらできるのか、どのようにすることで改善できるのかを常にトライしている集団だと思いました。

そのトライ&エラーの繰り返しが、精度や強度を30年前より上げているとのこと。

PP Mobierのクラフトマンシップや哲学、名作椅子の細部の特徴を解説しながら、アッという間の時間でした!

最後に、小林氏と一緒に写真を撮ってもらいしました!

小林氏とわたし

本当に気さくに話して頂いて、こちらがホッとするほど。

とっても楽しい時間でした。

渡部さんとトークイベント&食探検 その3