Legless Chairを張る

座椅子のフレームを持ち込まれて、

張り込みのみのご依頼です。

奈良県在住の木工作家さん

studio Jigの平井健太さんの作品です。

吉野杉で作った座椅子です。

「一筆書きの様に成形された曲線は、

床から立ち上がり、座った際に自然と手を添えられるアームと、

緩やかに背中を支える背板へとつながります。」

（HPより抜粋）

今回は、フレームを持ち込まれ

座椅子の高さやウレタンの角度の仕様についてのご相談がございました。

通常の座椅子だと座りづらいので

座面の高さを高めに設定してほしい。

でも、デザイン性を損なわないようにと。

また、側面の角度を肘の角度に合わせ、

後ろも同じような立ち上がりを望んでおられました。

張り地は、ヘリンボーン（杉綾）柄のチャコールグレイを選択。

私も、張るのが楽しみになってきました。

写真では見づらいかもしれませんが、

側面は、肘の角度同様ななだらかな曲線に。

側面から後ろにかけては通常よりややせり出して

張らせていただきました。

高さも程よくあり、

丸くコロンとした座椅子ができあがりました。

ご依頼、ありがとうございました。

studio Jig

https://www.studiojig.com/